インターンシップ
2018年 06月 26日
この4月から来月初旬までフランスの国立ルーアン大学大学院からインターンシップ生を観光協会では受け入れてます。最近は、彼の仕事ぶりが度々報道されてご存じの方も居られるかもしれません。
大学院で歴史遺産を専攻している彼は、欧米だけでなくこの日本の歴史遺産にも大変興味があり、殊に忍者への関心が高くて当地を選んだようです。甲賀市をフランス人の目でフランス語圏の人達に紹介したいと、毎日撮影してきたビデオの編集に余念がありません。すごく熱心にやってます。
その彼が興味を募られせている忍者のイメージは、欧米の人達が抱くのと同じで、忍者はスーパーマンのような武道家なのです。私達が訴えている「リアル忍者」とはほど遠い虚像で、かれに説明すればするほど混乱するようですが、徐々に理解し始めてくれているようです。
先日は、フランスのTV局からの問合せに応じて市内の忍者施設等の紹介をしてくれています。彼が居てくれる間だけですが私達は、直接フランス語圏の方達に語りかける術を提供してくれています。でも 来月にはインターンシップが終了して帰国してしまいます。今一度 来日して手伝ってくれると良いのにと残念なこの頃です。